アジアサッカー連盟(AFC)は、1月17日に行われたアジアカップのグループステージ(GS)第1節のベストイレブンを発表しました。この発表により、韓国とカタールが国別最多の2名ずつ選出され、前者ではMFイ・ガンインとMFファン・インボム、後者ではGKメシャール・バーシャムとFWアクラム・アフィーフが輝きました。また、日本、シリア、オマーン、サウジアラビア、ヨルダン、オーストラリア、タイからも各1名がベストイレブン入りしました。 このなかで、森保ジャパンからは、ベトナム戦(4-2)での活躍が光った南野拓実が唯一選ばれました。彼は2ゴールと1アシストを記録し、見事なパフォーマンスを披露しました。 アジアカップはアジア地域の国々が激しく競り合うサッカーの大会であり、グループステージでは各国の代表が実力を競い合います。各試合での活躍が選手たちの素晴らしいプレーとともにベストイレブンに輝くことは、彼らにとって大きな栄誉です。 なお、今後の大会では各国が一層の熱戦を繰り広げ、最終的な優勝者が誰になるのか、サッカーファンたちは期待と興奮を抱えて試合を見守ることでしょう。
札幌市、五輪2030年の招致を諦めたが、住民はなおも投票を求める。その背後に横たわる市民の声は?
札幌市と日本オリンピック委員会(JOC)は、2030年冬季五輪・パラリンピックの招致を諦める決定を発表しました。この決断は、2021年の東京五輪・パラリンピックでの汚職事件や経費の増加に対する懸念、そして市民の支持を得られないという背景から生まれました。 札幌市の秋元克広市長は、市の立場が変わらないと述べ、2034年に向けての招致を続ける意向を示しました。しかし、国際オリンピック委員会(IOC)は30年と34年の冬季大会の開催地を同時に決定することを決定し、市の34年大会招致は非常に困難な状況に置かれました。 一方で、札幌市では市民投票を求める運動が続いています。市民団体「札幌オリパラ招致の是非は市民が決める・住民投票を求める会」は、地方自治法に基づき、招致の賛否を問う住民投票の制定に向けて署名活動を行っています。市は以前、無作為に選ばれた市民に招致の意向を尋ねましたが、団体は市民の広範な意見を尊重し、住民投票を行うべきだと主張しています。 団体の事務局長である高橋大輔氏は、「招致の反対運動ではないが、市はこれまで賛成に誘導するようないいかげんな方法でしか市民の意向を調べていない。市民自治の観点から市民に招致の賛否を問うて活動すべきだ」と述べ、市の無責任な態度を非難しています。 団体は、2022年11月までに市の有権者の約3万4000人以上からの賛同を得ることを目標にしています。高橋氏は、市の市民自治の理念を実現し、市民の声を尊重すべきだと訴えています。 一方で、秋元市長は依然として34年以降の招致に期待を寄せており、主体的な判断ができないとの意見もあります。彼は適切なタイミングで民意を確認し、住民投票も一つの手段であると述べています。しかし、過去の市長選挙で招致反対を掲げた候補が敗れたことから、彼の意欲が低いとの指摘もあります。 最終的に、招致活動には多額の資金が投入されており、市民の税金が浪費されることを避けるため、招致を中止し、市民の信を問うべきだという声もあります。市の責任が問われる中で、市民自治の理念を実現することが求められています。
女子バスケWリーグ開幕 トヨタがリーグ3連覇に向け好発進
バスケットボール女子のWリーグが19日に開幕し、昨シーズン、リーグ連覇を果たしたトヨタ自動車がENEOSに70対57で勝ち、リーグ3連覇に向けて好スタートを切りました。 バスケットボール女子のWリーグの開幕戦は19日夜、東京・渋谷区の代々木第二体育館で行われ、リーグ3連覇を目指すトヨタ自動車とENEOSが対戦しました。 試合は第1クオーター、トヨタ自動車が日本代表の馬瓜ステファニー選手のゴール下シュートや、平下愛佳選手のスリーポイントシュートで大きくリードを奪うと、第2クオーターも山本麻衣選手のスリーポイントなどで得点を重ね、トヨタ自動車が39対20とリードして前半を折り返します。 対するENEOSは後半、日本代表の渡嘉敷来夢選手の高さを生かした攻撃や、けがから復帰した林咲希選手のスリーポイントシュートなどで追い上げましたが、トヨタ自動車は最後までリードを守り、70対57でENEOSに勝ちリーグ3連覇に向けて好スタートを切りました。 Wリーグは昨シーズンから1チーム増えて、全14チームがレギュラーシーズンでそれぞれ26試合を戦い、来年4月に上位8チームによるプレーオフが行われて、優勝チームが決まります。
ヤクルト・村上宗隆 13試合57打席ノーアーチ 2試合連続安打で打率トップ守るも2厘差
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5-1広島(30日、マツダスタジアム) ヤクルト・村上宗隆選手は広島戦で3打数1安打。2試合連続となるヒットが生まれ、打率は.317で首位打者をキープしましたが、これで13試合57打席ノーアーチとなりました。 試合前の打率が.317で2位の中日・大島洋平選手(.314)と3厘差だった村上選手。初回の第1打席でライトフライに倒れ、打率を.316に落とすも、3回の第2打席ではライト前ヒットを放ち2試合連続ヒット。打率を.317に戻します。6回の第3打席では今シーズン両リーグ断トツの118個目となるフォアボールで出塁。 迎えた7回の第4打席ではランナー2人を置いた場面で、広島・松本竜也投手が投じたフルカウントからの6球目を振り抜きますが、ここはバットを折られてセカンドフライに。直後の7回裏の守備から交代してベンチに下がった村上選手、この日は4度打席に立ち3打数1安打(1四球)。この試合でもホームランは生まれず、これで13試合57打席ノーアーチとなりました。 村上選手の打率は.317で試合前と変わらず。2位の中日・大島洋平選手はDeNA戦で2打数1安打と打率を.315に上げ、これで村上選手は打率トップをキープしたものの、その差は2厘差とわずかに縮まりました。ヤクルトの残り試合は2試合、中日は残り1試合です。
侍ジャパン栗山監督 “二刀流”日体大・矢澤宏太と大谷翔平の共通点は「野球小僧」
◇首都大学野球春季リーグ戦 日体大5―4帝京大(14日、等々力球場)
大相撲力士に禁止薬物の研修“手を出すと一瞬で地位奪われる”
禁止薬物などの危険性を学ぶ日本相撲協会の研修会が開かれ、講師を務めた警察官は力士や親方に対して、薬物に手を出すと一瞬にして地位が奪われるなどと訴えました。